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”得意分野のメカについてプロの私から”つづき


前回も言いましたが

上手にチューニングする為

順番割合の他に必要なのが

”自分がどのようなマシンに仕上げたい”のか

ハッキリする事が重要です。


足周り強化について

段階

タイヤグリップの良いモノを選びます。

この時点で注意したいのは

タイヤ代をケッチって

キチンとしたモノを選ばないと後で沢山(パーツ選択などで失敗します。

また、この段階で走り込むことでかなりサスの欠点や不満などが解かります。

段階

ホイール軽く強度のあるモノを選びます。

この段階では車体の軽量化やパワーUPと同じ効果がありますが

タイヤのみの時以上にサスに不満を感じます。


ここまでの時点で速くする為だけでなく

無駄なお金を使わない為に注意してもらいたいのが

タイヤに対する間違った考えを直してほしいという事です。


まず、

意味も無く幅広で扁平なタイヤサイズを選ばない事

というのもクルマによって理想的なサイズがあるので

”○○のようなマシンに仕上げたい”

が決まっていないのに

タイヤホイールを決めると100%失敗します。

なぜならタイヤもサスの一部なので

やみくもに扁平にすると

金属製のタイヤを履いているのと同じ事です。


さらに良くないことに

グリップ性能が落ちてしまいます。

例えるなら

机の上で

やたら硬いゴム製のモノ極端な扁平タイヤ)と

軟らかいゴム製のモノ適正な扁平タイヤ)を

すべらせようとしたとき結果は

考えるまでもなく硬いゴムの方がすべります。

これは机と接している部分と他の部分が一緒に動く状態なのか

接している部分がそのままで他の部分が動く状態なのか

のちがいと同じです。


また、

適正なグリップ性能とサイズのタイヤを選ぶ事はとても大切なことです。

特にクルマ乗りの人の場合バイク乗りの人とちがい

グリップの悪い状態でもそれなりに走れる為なのか

タイヤは消耗品だからと安いモノがいいと

価格優先で間違ったタイヤを選ぶ人がほとんどです。


そこで

価格優先で間違ったタイヤを選ぶと次のようになります。

グリップしない為、発進や加速がしずらい、

止まりにくい制動距離が長くいる

常にスリップ状態にあるのと一緒なのでタイヤが長持ちしない

燃費も悪くなりガソリン代がかかる

結局、色々とお金が掛かり損をしている。

付け加えて言うとタイヤ以外の色々な部品も早い段階で交換や

修理が必要になり
最悪の場合買い替えたほうが安いとなります。

けして大げさな話ではなく事実です。

このお話をキッカケに

無駄なお金を使わずに

別のパーツに使う為に役立ててください。


段階

サスペンション自分の運転レベルより一段階上のサスを選びます。

ノーマルエンジン本来のポテンシャルの高さを知り

使いこなせればエンジンの欠点に気付き


今後のチューニング方法も解かります。

注;クルマの場合はバネとショックの他に

スタビライザー(左右の足周りを繋ぐねじり棒)が必要になります。



ここで上記のスタビライザー以下スタビ)について

クルマは構造上、曲がる時に車体が外側に傾きます。

このとき正面から見ると

スタビが無い状態では不安定かつ不自然な、 

まるで波打つ様な動きになります。


これを自然な動きに直しバランスを取り

バネとショックに無駄な動きをさせないように

ねじれの動きを利用した補助バネの役目をしているのが

スタビなのです。


補足説明スタビ豆知識

本来スタビライザーという名前は主に

姿勢安定の補助パーツの意味で使われ

同じ名前でも用途によって構造や形が色々あります。

例えば

バイクのスィングアーム(リアアーム)のスタビ(補強)などは

姿勢安定の目的は同じでも

上記のクルマのスタビと比べると

装着の状態や形が違います。



余談ですが意外なほどスタビをノーマルのまま

あるいはサスとバランスの取れていない状態のクルマが非常に多いデス。


そこで失敗しない為に以下の記事を参考にして下さい。


(スタイルまたは街乗り重視の方)

純正交換タイプのバネあるいは純正メーカー系のサスキット


(走り重視の方)

車種にもよりますが

峠やサーキット走行会レベルであれば

バネの硬さは純正の2倍ぐらいまでの範囲で選びます


この時スタビ(左右の足周りを繋ぐネジリ棒)も替えましょう

なぜなら先ほど説明した通り

クルマの場合スタビライザーもサスペンションの一部なので

同様に硬くないとバランスが崩れ車体が安定しません。



正直これ以上の強化は自己満足の為にはなっても

ノーマルより遅く走る(デチューンする)ことになるので

個人的にはお勧めできません。


ちなみにバランスが悪い場合は

以下のようになります。


1、バネが硬くショックが(減衰)能力不足の組み合わせの場合

車体が跳ねたりして外から見てもガタガタと動きます。


2、バネが軟らかくショックの(減衰)能力が強すぎる組み合わせの場合

例1、と似た状態の動きになります。


クルマの場合に多くみかけるのですが

最悪なのは多くの人がこの状態を足周りの強化と思い込んでいます。


上記のどちらもノーマルよりデチューンする事になり

最終的にショックが壊れてしまいます。


それでは次回まで
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